「従来までの市場調査のやり方だけでは、『売れる商品』(顧客に共感される商品)は、創れない」
講演:【講 師】
黒木 陽一氏
○講師のこれまでの実績
・企業戦略⇒マーケティング戦略から捉えて、商品企画、コ
ミュニケーション戦略、販売戦略を同時にクライアント様と
作業。
・森ビルのヒルズ開発。イトーヨーカ堂17店舗開発。(バイ
ヤー教育、店舗開発、MD開発から戦術まで担当)
・ツムラ「日本の名湯」、花王バブ並び化粧品各種開発とブラ
ンディング、ライオン植物物語、ORBIS商品開発、FANCLアテ
ニア全ブランディング作業。
・現在は、フランスアルトー社と昨年から、200アイテムの精
油活用で、オーガニックプロジェクト。
・三井物産メディア開発。スカイパーフェクTVで、QVC,キッズ
ステーション、宝塚チャンネル、クラシックチャンネル、サ
ムライチャンネルなどのメディアプロデュースを担当。
○テーマ:
「従来までの市場調査のやり方だけでは、『売れる商品』(顧客に共感される商品)は、創れない」
○概 要:
メーカー(送り手)が、気がついてない生活者の微妙な変化・意識や時代の潮流を見つけて、体感しないと、新しい市場を創りだすことは、できない。
・暗黙知から形式知への変換作業
・言葉(言語)だけでなく、体感しながら、顧客と時間・空間共有化によって体感する力を育むことが重要
(エスノグラフィー)
■プランナーの視点を変える。従来までの発想を変える。
→変化を見いだすには、生活者・顧客のニーズを明らかにすること。
・ターゲットの描き方(ペルソナ)が、極めて曖昧なことによるチャンスロス
・顧客に売るのではなく、新しいファンを創るという発想(マーケティング3.0)・主体と客体が、一体になる調査手法とは?
■プランナーは、人間力をアップしなければならない。(美意識こそが、新しいマーケットを切り開くケーパビリティである。)
→主観(我思う)の力を付ける。
→組織中に、新しい知を循環させる方法を生み出す。
開催日 | 2016年02月08日 |
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時間 | ■日 時:2月8日(月) 18:30~19:50 講演及び質疑応答 20:00~21:30 懇親会 |
参加費 | 販売戦略検討会会員 無料 (会員の代理として、1名出席可能です) 初めて参加される方は、4,000円、2回目以降は、6,000円です。 学生は、2,000円です。 ※懇親会だけ欠席される場合でも会費は同額です。 |
会場 | ■場 所 :三番町倶楽部 千代田区三番町1-17 パークサイドアネックス4階 ◇(半蔵門駅徒歩7分) 半蔵門駅5番出口を出てすぐの信号を渡り、サラダ&ジュースバー ナチュラルアートの道に入ります。真っ直ぐ進み、駐車場Timesの十字路を左へ曲がる。ローソンがある交差点を右に曲がり千鳥ヶ淵公園に向かいます。千鳥ヶ淵公園の道路を挟んだ向かい側のパークサイドアネックスという、角の茶色い建物です。到着しましたら、4B【三番町倶楽部】というインターフォンを押してお名前をおっしゃって下さい。 ◇会場の電話 : 03-3222-1931 https://www.facebook.com/sanbanchoclub |
主催 | 販売戦略検討会 |
連絡先 | 社団法人 日本マーケティング協会 営業企画部 竹原までご連絡下さい。 E-mail : takehara@jma-jp.org TEL :03-5575-2101 社団法人 日本マーケティング協会 営業企画部 竹原までご連絡下さい。 E-mail : takehara@jma-jp.org TEL :03-5575-2101 |
2月の販売戦略検討会を開催しました。
今回は、
「従来までの市場調査のやり方だけでは、『売れる商品』(顧客に共感される商品)は、創れない」
です。
メーカー(送り手)が、気がついてない生活者の微妙な変化・意識や時代の潮流を見つけて、体感しないと、新しい市場を創りだすことは、できない。
今回の講師、株式会社黒木マーケティング室の黒木陽一氏です。
黒木さんは、生活者の詳細な行動分析から生活者自身も気づいていない、生活者のニーズ」を把握するマーケティング手法、「エスノグラフィ」で非常に実績がある方です。
過去に、森ビルのヒルズ開発、イトーヨーカ堂店舗開発、ツムラ「日本の名湯」、花王バブ、ライオン植物物語、ORBIS商品開発、FANCLアテニアなどのブランド開発、三井物産メディア開発、スカイパーフェクTVで、QVC,キッズステーション、宝塚チャンネル、クラシックチャンネル、サムライチャンネルなどのメディアプロデュース、と言った非常に多くの実績をお持ちです。
昨年の10月に「これからのマーケットを創造するキーワード、それは『日本人の美意識』、五感を研ぎ澄ますと、新たな市場が見えてくる」と言うテーマで講演して頂いたところ、非常に好評だったので、今回はその続き、です。
★更に、この続きを、4月の定例会(4月11日(月))で、講習頂きます。
■講習・セミナー:
レジュメをご用意、配布頂きました。
【 時代に合わせたマーケティング調査の在り方と時代の変化・予兆を捉える 】
・テーマ1:従来までの市場調査のやり方だけでは、『売れる商品』(顧客に共感される商品)は、創れない。
・テーマ2:ブランディングの在り方「生活者の意識変化を時代の変化を見いださなければ、新しい市場は創れない」
・テーマ3:ビッグデータでは予測できない未来があり、「エスノグラフィー」で創造する。
しかし、ふたをあけますと、これにとらわれず、黒川さんの考える、新しい、これからのマーケティングについて熱く語って頂けました。
売れるための市場調査の在り方。マーケッターのクライアントとの関り方(戦略、仮説が創れる)。暗黙知と形式知の相関。リサーチの本質とは。N.P.S(ネット・プロモーション・スコア)について。
など、多岐にわたり、ご自身の経験・実例をふまえ、わかり易く語って頂きました。
説明、講義というより、「語る」にふさわしく、聞き手のレベル、環境、課題によって、得るもの、考えさせられるもの、を持ち帰ることができたと実感しています。
■懇親会:
毎度のごとく、美味しい食事、飲み放題で気軽に、アットホームに催しました。
酒飲みの筆者としては、ノンアルコール率が半分をこえ、淋しい気もしましたが・・・。
黒木さんを中心にした話題と共に、参加各位が自由に情報交換できる場です。