14年 7月の 定例検討会

「売れるブランドには【色】のストーリーがある!
     消費者の心動かす ビジュアルプロモーション戦略」

講演:yukiko氏
(色彩総合プロデューサー / ファッションスタイリスト、カラーディレクター、ライター)


 色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」主宰。
 色彩検定1級。
 
 
 株式会社永谷園入社後、スタイリスト・カラーコンサルタントに転身。
 
 
 フランスベッド株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスなどの衣食住イベントやTV-CMに数多く携わる。
 
 
 ブランドイメージを作り上げる色彩戦略およびビジュアルプロモーションを行う。
 
 
 2005年より、企業や教育機関にて色彩やファッションの講師として人財育成に関わる。受講生は8000人に及び、現場から色彩教育や五感教育の重要視する。
 
 
 2010年より<色彩の有効活用>を提案しプロデュースを行う
 「スタイル プロモーション」を主宰。
 
 
 行政や海外留学生、ファミリー向けに色彩・五感教育セミナーも担当する。
 
 
 美容家:佐伯チズ氏の美容と食の取材も務め、色彩および
 ファッションの専門家として『日経WOMAN』(日経BP社)、『美的』(講談社)、『王様のブランチ』(TBS)などメディアにも登場。

開催日 2014年07月14日
時間 18:30 ~ 20:00   講演及び質疑応答
20:05 ~ 21:30   懇親会
参加費
会場
主催
連絡先

販売戦略検討会事務局から、7月の販売戦略検討会のご案内です。

7月の販売戦略検討会を下記要項にて開催しました。

今回は、

「売れるブランドには【色】のストーリーがある! 消費者の心動かすビジュアルプロモーション戦略」 

と言うテーマで、yukiko(色彩総合プロデューサー / ファッションスタイリスト、カラーディレクター、ライター)氏からお話を伺いました。

■概 要
インターネットやデジタル化が活発化し、無数の色が存在する現代。

誰もが色を選び、使うことのできる環境ではありますが、それは本当に「効果的な色」として使われているのでしょうか?
  
販売戦略において「効果的な色」とは、「消費者の心を動かす色」であること。

TV-CM、ポスター、インターネットなどのビジュアルプロモーションでメッセージ性をもつ【色】は、作り手と消費者をつなぐコミュニケーションツールです。
 
つまり、「モノ」を売るためには、良い物を作るだけでは効果は得られず、消費者の心理や感覚を無視できません。
 
近年のビジュアルプロモーションにおいて主だった色の使い方、成功例を紹介し、グループワークを盛り込みながら「感覚分類」の手法を用いて発想のアイディアを広げる内容を展開します。

【データ】
・参加者 講師込み 13名

・ワークショップ:2チームに分かれて

1.「色が与えるイメージ」14色の基本カラーへのイメージをフリーに共有。
自己紹介をかねて自身の好きな・嫌いな色とその理由を共有。

2.「感覚分類マトリックス」Light-Dark/Warm-Cool の四現象マトリックスに対し、対のパッケージデザインの位置づけを確認・共有。
商品の持つ、ストーリーの明確化。

2014年7月定例会 セミナー風景-1

2014年7月定例会 セミナー風景-1

【質 問】
Q1:感性を磨くためにどんな趣味をお持ちですか?
A1:ラテンハープ「アルパ」演奏=これも、音色(ネイロ)です。他、歌舞伎観劇、写真撮影、読書

Q2:今日の服装のコーディネートの意味は?
A2:「色」の話をするので、敢えて、ニュートラル・地味な服を着ている。資料の色合も敢えて、抑えて策定。

Q3:外国人へのプロモーションで気をつけていることは?
A3:機会は多いです。万国共通ですが、日本のことも織り交ぜてご案内している。

Q4:業界、素材色を敢えて外して利用の意義は?(EX.いろはす)
A4:色は使い尽くされているので、逆効果を狙う。飽和状態にて難しい時代でも、自身のコンセプト・ゴールの明確な設定は重要。

2014年7月定例会 セミナー風景-2

2014年7月定例会 セミナー風景-2

【講師雑感】
「色」は、一般的に業界、時代をこえて応用に効くもの。逆に、業界・時代によって変わるものなので、今日は、今日=「今」の情報をお届けしました。

関係者外秘のお話、事例は、参加者特権として、公には出さずにお持ち帰り下さい。
消費者目線 > 作り手のエゴ、目線 が大事、コンセプト・ゴールを明確にし、お届けしたいストーリーにそった色の選択をして欲しい。

今日は基本のキの字をお話したが、どの業界、時代でも基本は同じ。応用してください。但し、時々の旬を掴まえることは大事、かつ、難しい。
自分の経験、インプットの量を増やし、いいアウトプットに備えることが大事です。

色スィッチの入る、センスのいいひとにインプット、気づきを与えるべく、今後も活動して行きます。
検討会でも、今後も、切り口をかえ、テーマを絞ってお話する機会があれば、慶んでお受けします。例えば、資料つくり、HP制作、ファッション、などなど。楽しみにしています。

【懇親会】

2014年7月懇親会風景-1

2014年7月懇親会風景-1

2014年7月懇親会風景-2

2014年7月懇親会風景-2

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